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【バレンタイン。】自キャラの男たちのSSです。
今年のバレンタインは逆チョコブームにのっかりました。
絵だけのつもりだったのですが、何となくSSが書きたくなったので、7人分。

vt-7pc.jpg

あ、ちなみに。どれが誰かって言いますと。
左の着物の人:ブラウン
上段左から、シウラルト、ディド、ヒュエトス、下段左から、ジェオ、ヒマル、フォンセです。
フォンセとシウラルトが似なくてホント申し訳ない(ぁ

で、キャラSSは、続きから表示にして置きマース。

SSの順は左から右、上から下です。


…もう、ダメだ。力尽きたのでとりあえず4人…
【ブラウンさんの場合。】

―――― 今年は逆チョコが流行している。

そう聞かされて、とりあえず買いにきては見たんだが、…どうも女や子供ばっかりで落ち着きやしねぇ。

とりあえず、硝子のケースを覗いてみると、色取り取りのちいさなチョコレートが、まるで宝石でも並べてるみたいに置いてあった。
「………」
さっぱり解らん。
「プレゼントをお探しですか?」
悩みすぎていたのか、店員がオレに声をかけてきた。
「…あ、」
恥ずかしいったらない。逃げて帰りたくなったが、それではこんなところまで来た意味が無い。
「贈る方のイメージやお好みを教えていただけましたら、お選びできますが…」
女性の店員だった。営業スマイル的なものを向けられて酷く困惑したが、正直助かった。
何買ってって良いのか、解りゃしない。と、顔に出ていたんだろう。
オレは、イメージと好みを伝える事にした。
「…そうだな。甘めのやつがいい。それから、フソウの素材を使ってるものがあったら、それも。あと、蜂蜜を使ってたりするのがあったらそれも…」
個数と一緒にそう伝えると、店員はさっきと同じ笑みを浮かべて、チョコレートを選びはじめた。
ざっとケースの中を覗くと、ふと目に留まった一粒のチョコレート。
それは、印象としてはバッチリなほど重なる形をしていた。
散々、声をかけるかためらった挙句、店員を呼び止めて、その一粒を追加した。
「…それから、甘くないやつも、一粒」
最後のオーダーを終えて、計9粒のチョコレート。
イメージした青色の袋に箱を詰めてもらって無造作に持つ。

…喜ばれれば、それでいいか、と思いつつ。相当恥ずかしかった。


【シウラルトの場合】

今日は、バレンタインだ。

逆チョコなんて言葉が流行しているみたいだけれど、物心付いた時から、僕はプレゼントをしているから、今更感が漂う感じだ。
今年のチョコレートは、チョコケーキ。
今回は種類じゃなくて、一つにじっくり取り組もうと決めたんだ。
だから、ワンホールにいっぱい詰め込む。
「…先輩喜んでくれるかな…」
綺麗に洗って、きちんと水気をふき取ったボウルで卵白を3個分、ツノが立つくらいまで丁寧にホイップする。
僕は、この、卵白をあわ立てている瞬間が好きなのだ。
重たくて、もたもたと泡だて器に絡まっていた卵白が、ふわふわと姿を変えていく様が、なんだか凄く、好きなのだ。
本当は生チョコとかでも良いのだけど。どうしてもその作業が好きなものだから、毎回ケーキになってしまうのだ。
先輩は、甘いものが好きだから、凄く喜んでくれて、とてもつくり甲斐が有るんだ。
この日は、僕にとっても、幸せな日。
「…ハート型にしたら、あざといかなぁ…」
ケーキが焼きあがるまでの間が、幸せで幸せで、僕は顔がほころぶのをとめられない。
「先輩、喜んでくれるかなぁ」
反すうするのは、どうしても先輩の事ばかり。
どうしてか、お菓子を作っている時は、いつもいつも、先輩の事ばっかり考えていて。
どうしたら喜んでくれるかな、とか。美味しいって言ってくれるかな、とか。
…今年のバレンタインも、例年通り、逆チョコで。
プレゼントしたいっていう気持ちを、おさえきれないんだから、仕方ないよね。

「先輩、美味しいって言ってくれるかなぁ」

オーブンの止まる音と、甘い香りが部屋に広がった。


【ディドの場合】

今日は、バレンタインという日らしいでやんスね。
感謝や好きの気持ちを、チョコレートと一緒にプレゼントするらしいでやんス。
オイラがプレゼントしたいのは…昔逢った、ヤギさんのお友達に渡したいでやんスが…。
あの子はどこにいるのでやんしょ…。
っと、暗くなっていても仕方がないでやんスね!
ツキアカでお友達になった、ヤギの女の子。あの子に、ありがとうをプレゼントしたら良いんでやんス!
思いなおして、チョコを買いに行くでやんス!
…あの子はどんなチョコが好きなんでやんしょ…。そういえば、ちょっとお話したっきりでやんした…。
っと、だから、暗い顔してても仕方が無いでやんス!
…お店の前に着いたは良いのでやんスが、どうしてこんなに女の子ばっかりでやんスか…。
そういえば、今日は女の子からチョコをプレゼントする日だって聞いたでやんス!
………あれ、逆チョコってどういう意味でやんスかね。

まあ、でも、言ういうのは気持ちでやんス!

オイラは、くださいなーとお店に入る事にしたでやんス。
あの子は喜んでくれるでやんスかね…。


【ヒュエトスの場合】

あぁ、そういえば今日はバレンタインだったっけね。
すっかり忘れてた。
…しかし、あげる相手もいやしないって言うのに、イベント事に乗っかれとは、我らが背後も困った人だ、まったく。
ウェンターナ神…。…おっと、思わず神にすがるところだった。
…しかし、本当に困った。今年は逆チョコというのが流行っているらしいのだが、如何せんこちらから私に行くような相手が居ない。
かといって、待っていても誰かがくれるというわけではない。

「…さて、ほんとに困ったな」

はたと、思い当たった。

「一座の子達に配れば良いのか」
アルカンシエルエール一座は、私が身を寄せている旅の一座だ。
一座にはたくさんの人がいるが、いつも私の周りをちらちらと動き回っている可愛らしい子がいるのだ。
看板役者の妹で、小さな女の子。
あ、可愛らしいというのはそういう意味でなくて、見た目や動きや言葉が可愛らしいという意味で。
…さすがに、60も歳が離れてたらどうにもならん。って、そうじゃない。
とりあえずは、一座のメンバーに配るためのチョコレートを買いに行ってみた。
…さすがに人が多いが、女の子ばかりだ!
少々の後悔をしつつ、人数分のチョコレートを買い求める。
プレゼントを選んだり渡すまでのわくわくした感じは、男女関係無く味わって良いとは思う。
けれど、若い女の子の中でこうしてオッサンが一人大量のチョコレートを買い求めるっていうのは、軽い罰ゲームのような、そんな気持ちになる事も否めない…。
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【2009/02/14 21:43】 | PCの呟き&SS | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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